ひろゆき氏は“探偵”向き? 過去の副業を大胆告白「若い頃、パスワードをクラッキング」

ひろゆき氏は“探偵”向き? 過去の副業を大胆告白「若い頃、パスワードをクラッキング」

「若年層の家出が増えていますね。リモートで学校に行けない、人間関係が作れない、居場所がない、追い詰められてという感じで家出する。『警察に行ったけど何もしてくれない。なんとかしてください』と来られる方が一番多い」【映像】ひろゆき氏、探偵に頼まれた“副業”の内容(25:30ごろ~)こう語るのは、業界大手のRCL探偵事務所相談部部長の若林直美さんだ。今、探偵の需要が拡大しているという。探偵といえば、定番の浮気、不倫の調査を筆頭に素行調査、企業調査、ストーカー、嫌がらせ調査やハラスメント調査まで、依頼内容は多種多様。全国にある探偵社の数は右肩上がりで拡大が続き、その数はなんと、大手牛丼チェーン御三家(吉野家・松屋・すき家)の店舗数よりも多い。

ひろゆき氏は“探偵”向き? 過去の副業を大胆告白「若い頃、パスワードをクラッキング」

探偵が直接GPSや隠しカメラをつけるのはNG

ニュース番組『ABEMA Prime』では、ベールに包まれた探偵の仕事に注目。MR探偵事務所代表の岡田真弓氏、原一探偵事務所の精鋭部隊「特別機動追跡班」責任者の横関賢一氏を招き、その実態を聞いた。警察庁への届け出数が、年々右肩上がりで増加している探偵業。なぜ今、探偵のニーズが高まっているのだろうか。岡田氏は「2007年に探偵業法という法律が施行された。そこから探偵社のイメージがものすごく良くなったのではないかと思う。あと、SNSが流行りだしてから、探偵社という存在が分かりやすくなった。頼みやすいし、悩みも多様化していって『自分の悩みっておかしくないんだ』『探偵社に依頼することっておかしくないんだ』と考えられるようになって、依頼が増えたのではないか」と語る。横関氏も「浮気にしても家出してしまった人を探すにしても、一般には自分でできない。我々探偵が何年かかけて訓練して『こういうケースならこういうタイミングで尾行する』などの忍耐力、精神力を鍛える必要がある」と探偵の役割を説明した。番組では、ネット掲示板『2ちゃんねる』創設者のひろゆき氏が「探偵は違法行為も含まれている仕事。きれいごとだけではない」とコメント。調査のために家や玄関などにGPSや隠しカメラを設置する行為について「基本的には不法侵入になるのではないか。何かの理由で家に入って、隠しカメラを置くことまで許可していないのに入っている」と指摘した。横関氏は「家の中もそうだが、車も不法侵入にあたる。今、我々探偵は車にGPSを付けることをしていない」と回答。もしGPSを付けるならば、依頼者本人に動いてもらう必要があるという。「夫婦の所有物であれば問題ない。例えば車が夫婦の所有物だったら、(夫婦どちらかが依頼主であれば)そこにご依頼者本人がGPSを付けることは可能だ」尾行や張り込みも合法の範囲内で行われている。婚前調査で結婚相手の経歴や借金の有無を調べる行為も、法律違反ではない。一方で、差別につながるような調査は法的に認められていない。また、家出人や行方不明者を発見しても、探偵が保護する権利はない。番組では、ひろゆき氏に「探偵に向いているのでは?」という声も飛び出した。ひろゆき氏が「パソコンのパスワードを解析してクラッキングする調査はあるのか?」と聞くと、横関氏は「やらない。それも違法だ。家族であってもプライバシーの侵害で違法になってしまう」と回答。続けて、ひろゆき氏が「僕は若い頃、副業で探偵さんから頼まれてパスワードをクラッキングして出す仕事があった」と話すと、スタジオでは「放送で言って大丈夫か」と心配の声が上がった。ひろゆき氏は「(依頼主は)会社のスタッフがいなくなってしまったというやつで、(クラッキングしたのは)その会社の所有物だ」と笑い。「メールアドレスもその会社のメールアドレスだから法律上は問題ない」と話した。(『ABEMA Prime』より)